迷い
会社の方とお話をした後は、やっぱり心がざわつきます。
「どうして私が」の気持ちがどこかにあるから。
どうして私が潰れなくてはいけなかったのか
もっと「できません」「わかりません」って言って
みんなを困らせればよかった。
人の力を借りればよかった。
借り方がわからなかった。
荷物の重さに、身動きが取れなかった。
そちらに力を使うキャパシティはもうなかった。
「もう無理」と思いながら仕事をしていた。
あんなにあった、頑張ろう の気持ちの代わりに
寝ても寝ても取れない疲れ。
体を引きずって出勤していた毎日。
やってもやっても終わらない仕事と増えるミスと残業時間。
異動前はあんなに定時で上がっていたのに
そんな過去がもう信じられないくらいに
毎日毎日残って仕事。それでも終わらない仕事。
帰ったら勉強。
結構頑張ったと思うよ、私。
もっと頑張ればよかった とは思えないんです。どうしても。
辛い記憶に付随する人とはもう二度と会いたくないけど、
大好きな人たちもたくさんいる。
励ましてくれた人たちもたくさんいる。
あんなに辛かったのに
決意も固めたはずなのに
その存在が大きすぎて、
思い出すたび気持ちがグラグラと揺れてしまう。
恋人と別れる人みたいですね。笑
揺れてもいいし不安になってもいいから
自分が本当に進みたい道だけは見つめ続ける。